Off Stage Style Archives オフステアーカイブ

KUNITO FAN!では渡辺邦斗氏の公式サイトで2022年末まで更新・公開されていた『Off Stage Style』を株式会社アオイコーポレーション様より許諾をいただいた上で公開しています。

『オフステアーカイブ』の文章・写真の著作権は株式会社アオイコーポレーション様および渡辺邦斗氏に帰属いたします。スクリーンショットの掲載を含む一切の無断転載をお断りします。

こんにちは。

9月に入りましたね。
しばらく雨の日が続くそうですが、
ひと雨ごとに暑さが和らぎ、秋に近づいていくのを感じられます。
台風の影響や、残暑も続くと思いますので、
お気をつけてお過ごしいただければと思います。

さて、今回のオフステは、僕の得意料理のお話です。

それは、「オムレツ」です。

(オムレツのホワイトソースがけと、ニンジンと玉ねぎの南アジア風の漬物)

これまでにも「山菜の天ぷら」や「牡蠣のオイル煮」など、
幾つか手料理を紹介してきましたが、
最も得意とする「オムレツ」を紹介していませんでした(笑)。

僕がオムレツにハマったのは、カナダに留学していた頃で、
現地のホームパーティーで知り合った、フランス人のシェフに教わりました。

そのシェフのオムレツは、見た目は普通でしたが、食べてみると、
中身がフワフワで、その美味しさに衝撃を受けたのを今でも覚えています。

直ぐに作り方を尋ねると、
オムレツが生まれた国のシェフということもあって、
すごい熱量で、オムレツ作りの極意を教えくれました!

それは、卵を溶く時、フォークを使うこと。

作り方はごく一般的な方法で、
ボールの中で卵を溶いて、フライパンでバターを温め、溶いた卵を流し込み、
弱火でかき混ぜながら形を整えていくといった作り方ですが
フォークを使うと、卵の白身がよく切れてしっかりと溶け、
空気も入り易く、フワフワに仕上がるそうです。

卵を溶く専用の道具や、日本には菜箸といった便利なものが沢山ありますが、
色々な道具を使ってみても、そのシェフの言う通り、
フォークが一番良く溶けるので、
僕はその教えを守り、卵を溶く時は必ずフォークを使っています。

その他に、僕が何度も作ってみて気づいたことは、
卵をフライパンに流し込んだ後は、弱火でかき混ぜ続けることが大切です。

熱が均等に通らないと表面ばかり固くなっていき、
形を整える頃には、パサパサのオムレツになってしまうのです。

かき混ぜているうちに、フライパンに接している表面がクレープ状になり、
中身が半熟のスクランブルエッグぐらいの固さになるので、
そのタイミングで丸めて形を整えると、崩れず綺麗に仕上がります!

ちなみに、そのシェフは、形作るところまでフォークを使っていましたが、
僕はフライパンが傷つくのが嫌なので、ゴムベラを使用しています(笑)。

もし、オムレツを作る機会がありましたら、
是非、お試しください!

それでは

邦斗


こんにちは。
梅雨があっという間に終わり酷暑が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか。

ここまで暑いと涼しい場所から動きたくないですね…。
しかし僕は、適度な発汗をする為に、
しっかり暑さ対策をした上でランニングやウォーキングを続けています。
発汗をすることで、新陳代謝が高まり食欲や胃腸の健康も保て、気分も爽やかになります!

また、食事も発汗作用があるものを摂るようにしていて、
最近、スパイスカレーを作りました。

スパイスに関してはそこまで詳しくありませんが、
実は、2019年に放送されたドラマBiz「ハル〜総合商社の女〜」に出演をさせていただいた際、
共演者で「カレーマイスター」のライセンスを持っている山中崇さんの音頭で、
キャストで力を合わせ50人前のスパイスカレーを作り、現場スタッフに振る舞ったことがあるのです。

今回僕が作ったカレーは、その時ほど本格的なものではありませんが、
当時の記憶を掘り起こして、家にあったスパイスから作ってみました。


(クミン、ターメリック、コリアンダー、カルガモン、
カイエンヌペッパー、ホワイトペッパー、ジンジャー、ガーリック)

作ったカレーは、「ひき肉とトマトのスパイスカレー」です。
そして、サイドディッシュにタマネギとニンジンのアチャール(インドの漬物)を作りました。
香辛料の辛さとアチャールの酸味が、暑い日に最高でした!

ちなみに、写真に写っているスプーンとスプーン置きは、
50人前のスパイスカレーを作った際に、
ドラマプロデューサーがプレゼントしてくださったカレー専用のスプーンセットで、
今でも重宝しています!

ということで、
7月に入りこれから夏本番を迎えますので、
引き続き、お身体に気をつけてお過ごしいただければと思います。

それでは

邦斗


こんにちは。
このところ、蒸し暑かったり急に涼しくなったり、掴めない天候が続いていますね。
体調に気をつけてお過ごしいただければと思います。

今回のオフステは、以前も何度か書いているので恒例になりつつありますが、両親が送ってくれる山菜の
お話です。

4月下旬〜5月初旬頃まで、父が所有する山に生える天然のタラの芽、コシアブラ、そしてフキノトウ。

これらの山菜を送ってもらうようになってから、かれこれ5年になりますが、
僕は必ず天ぷらにして食べます。
特にタラの芽はホクホクした食感と独特な風味が、ビールに合うので大好きです!

(タラの芽、コシアブラ、フキノトウ、椎茸の天ぷら。椎茸は父の栽培です。)

今年は豊作なのか、届いた量が多かったので、天ぷらの他にもおひたしにしたり、
洋風の味付けでオーブン焼きにしたり。
手間暇かけて採って送ってくれた両親に感謝をしつつ、春の味覚を堪能しました。
お陰で体調も良く、「マイファミリー」の撮影も最後まで元気に乗り越えられそうです!

さて、日曜劇場「マイファミリー」は新たな誘拐事件が発生してしまいました。
どうなっていくのでしょうか…。
お楽しみに!

それでは

邦斗


こんにちは。
早いもので、2022年もあっという間に2週間が経ちましたね。

そんな中僕は、1月11日の鏡開きに、
鏡餅は飾っていませんでしたが、お餅を食べようと思い、
冷凍庫で眠っていた切り餅(黒豆入り)を「焦がしバター餅」にして食べました。

鏡開きには、お汁粉のイメージがありますが、
家にお汁粉にするための餡子(あんこ)がなかったので、
お餅のアレンジレシピを調べた中から、
大胆かつ簡単そうな「焦がしバター餅」を選び作ってみました。
表面はカリッと中はもっちり、黒豆の歯応えとも相性バッチリで、
とても美味しかったです!

作り方は、
フライパンにバターを溶かしそこにお餅を入れ、
両面に焦げ目が付くまでひっくり返しながら焼きます。
お餅が焦茶色になったら火を止め、フライパンの隅の方で、
大さじ半分程の砂糖とみりんを溶かし、それをお餅に絡めたら完成です。
サクッと作れて食べ応えがあるので、おやつなどにオススメです!

こうして、「焦がしバター餅」で鏡開きを過ごしましたが、
そもそも鏡開きとは、お正月の間に、
年神様の依代(よりしろ)として飾っておいた鏡餅をいただく儀式で、
年神様の宿る鏡に見立てたお餅を開く(木槌で割る)ことで年神様をお見送りし、
更にお餅を食べることで年神様の恩恵を体内に取込み、無病息災を願うのだそうです。

今年はきちんと鏡餅をお供えしていなかったので、
ただ鏡開きの日にお餅を食べただけですが(笑)、
来年からしっかりお供えして、一年の始まりの習慣にしていこうと思います。

それでは

邦斗


遅ればせながら、
新年明けましておめでとうございます。

今年は早々に東京でも雪が積もり、これからもっと寒くなりそうですね。
雪が残り凍っている場所もあると思いますので、お気を付けてお過ごしいただければと思います。

さて、この年末年始はいかがお過ごしになられましたか?
僕は今年も、故郷の長野には帰省せず、東京で過ごしました。
ここ数年、帰省ができていない僕に、両親から、父特製の手打ちの十割そばが届きました。

以前(オフステ [2014/08/16])にも書きましたが、
父の十割そばは一度食べると、他のそばが食べられなくなるぐらい美味しいのです。
(好みにもよりますが。)
父は、コツコツとそばを研究し続け、ここ数年で更に腕を上げ、身内ながら家族で絶賛しています(笑)。

(2014年時の父の十割そば)

そんな父のそばを美味しく食べるために、昆布出汁とカツオ出汁をそれぞれ取って、軽く炙った鶏肉入りの麺つゆを作り、そばと一緒に送ってもらった信州わさびをおろして食べました。

年越しそばといえば、温かいつゆそばがメジャーですが、そば本来の味がわかるもりそばにし、風味と喉ごしを堪能しました。
年の瀬の忙しい時期にわざわざそばを打ってくれた父に感謝です。

そうして迎えた2022年。
今年もオフステで僕の日常や出演情報を書いていくので、お付き合いいただければ幸いです!
※2022年のオフステ更新は毎週金曜日を予定しています。

そして、2022年も皆さんにとって、幸多き一年になりますように、心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

邦斗


こんにちは。
12月に入り、一段と寒さが増しましたね。

この寒さを感じ始めると、無性に温かい鍋が食べたくなります。
温かい鍋と言っても種類は沢山ありますが、
僕は最近、中国火鍋用の鍋を知人から譲って頂いたので、
この冬は、おうちで「麻辣(マーラー)火鍋」に挑戦したいと思います!

(知人から譲ってもらった中国火鍋用の鍋)

「麻辣火鍋」とは、白湯(パイタン)スープと麻辣スープがふたつに仕切られた鍋のことで、
中国でとても人気があります。(中国では一般的な鍋のことを「火鍋」と言うそうです。)
10年程前から、日本にも中国火鍋専門の飲食店ができるなど、
今でも人気があり、また、沢山の薬膳が入っていることから、
美容や健康面でも注目されています。

僕はこれまでに、中国火鍋専門店で「麻辣火鍋」を食べる機会が何度かありましたが、
この専用鍋をゲットしたので、改めて本格的なレシピを調べてみました。
すると驚いたことに、16種類の食材と13種類の薬膳が入っていることがわかりました..(汗)。

材料が多すぎて途方に暮れましたが、
どうせ作るなら本格的な「麻辣火鍋」に近づけたいので、材料集めを頑張ってみます!

そして、「Navy Pier 埠頭にて」の全公演を終えたあと、このままコロナが落ち着いていたら、共演者でご近所の青柳尊哉くんをご招待して、舞台の思い出話をしながら食べたいです。

さて、「Navy Pier 埠頭にて」の開幕まであと2週間。
2021年の年末を皆さまと一緒に過ごせたら嬉しいです!
是非、お待ちしております。

それでは

邦斗


こんにちは。
ここ数日で急に秋らしい気温になりましたね。

秋といえば「食欲の秋」。

最近、長野の両親と北海道の知り合いから、それぞれ2つずつ、計4つのカボチャが届きました。
この沢山のカボチャをどうやって食べようかと、インターネットでカボチャ料理を検索すると、
「カボチャのバスクチーズケーキ」のレシピを発見。
レンジで加熱し柔らかくしたカボチャを、
クリームチーズ、卵、砂糖、生クリームと一緒にミキサーで混ぜてオーブンで焼き、
冷蔵庫で冷やすだけの簡単なものだったので、早速作ってみることに。

硬いカボチャを切り分ける以外は混ぜるだけだったので簡単に完成しました!

(焼き上がったカボチャのバスクチーズケーキ)

しっとりと滑らかな食感に、濃厚なカボチャの風味が加わり、
「カボチャのバスクチーズケーキ」は秋にぴったりなスイーツだと思いました。
美味しくできて、大満足です!

しかし…、
カボチャをたった1/4個しか使わなかったので、3個と3/4個もカボチャが残っています(笑)。

次なるカボチャ料理を考えながら、深まる秋を楽しみたいと思います。

それでは

邦斗


こんにちは。

雨と風の強い週末でしたが、
本日はスッキリ晴れて、気持ちの良い日ですね。

今朝は早くから起きて、おうちで出演作の台本を勉強しています。
(詳細はまだお知らせできませんが、時期が来たらお知らせします!)

何時間か集中して勉強をしていたら猛烈にお腹が空いたので、昼休憩を取ることに。
昼食は、おうちにあるもので簡単に作って済ませようと思い冷蔵庫を開けると、
食べられる物が、昨夜食べ残した自家製の「鯛の昆布締め」しかありません…。

「鯛の昆布締め」を使って簡単に作れるものを考え、思いついたのが、
「鯛の昆布締めラーメン」。


しかし麺もないので買い出しへ。
買い物は週に一回という都の要請もあるので、食材や日用品を買い出して、
早速ラーメン作りに取り掛かります。

麺とメンマは購入。
スープは粉末の鰹ダシと醤油を合わせて作り、
家庭菜園で育てた万能ネギもトッピングしてみました。

いざ食べてびっくり!
鯛に滲み込んだ昆布の風味と鯛の旨味がスープに広がり、
深みのあるとても美味しいラーメンになりました!
(鯛茶漬けに近いイメージです。)

ちなみに「鯛の昆布締め」の作り方は、
鯛の切り身に塩を軽くふり、水に浸けて少し柔らかくした乾燥昆布2〜3枚で鯛を挟み、
それをサランラップでしっかり巻いて、3時間ほど常温で置いておくと出来上がります。
(保存期限は冷蔵で4日ほど。)

(塩をふった鯛を挟む乾燥昆布)

「鯛の昆布締めラーメン」に興味がある方いましたら、是非作ってみてください!

それでは、台本の勉強に戻ります。
頑張ります!

邦斗


こんにちは。

日曜日に降った雨で、今年の桜は散ってしまいましたね。
来年はしっかりお花見したいものです。

さて、今回のオフステは、僕が作った「食べるラー油」の紹介です。

(作り終えたばかりの食べるラー油)

実は僕、辛いものが好きで、
麻婆豆腐やエビチリなど、ラー油を使う料理をおうちで作ることが多いです。
そこで、ラー油を沢山ストックしておきたいと思い、初めて「食べるラー油」を作ってみました。

材料は、サラダ油、ごま油、唐辛子粉、にんにく、しょうが、
塩漬けザーサイ(塩抜き無し)、花椒(ホアジャオ)の実、くるみ、干し海老、フライドオニオン、干し椎茸。

(分量は、サラダ油400mlとごま油200ml以外、ほぼ目分量です。)

細かい具材が沢山ありますが、これを全てミキサーに入れ粉末にし、
弱火で熱しておいたサラダ油とごま油の中に入れます。
(ミキサーの加減はお好みです。)
そのまま5分ほど弱火で加熱すると完成!

(瓶詰めした手作りラー油)

ポイントは、花椒(ホアジャオ)の実。
粉末のものではなく実の状態のものを使うと、とても香りが立ちます!

※入れすぎると舌が痺れるのでご注意ください。

餃子にはもちろんのこと、旬の春キャベツをこのラー油で炒めても美味しいですし、
蒸し鶏や茹でたもやしにも絡めるだけで一味違う料理になるので、オススメです!

簡単なので、是非、作ってみてください!

それでは

邦斗


こんにちは。
2月に入り、寒い冬もあと少しで終わりますね。
暖かな春が待ち遠しいです。

さて今回のオフステは、
毎年この時期に作る僕の定番料理、「牡蠣のオイル煮」の紹介です。


この時期の牡蠣は、しっかり栄養を蓄えプクプクとしてとても美味しいですよね!
何よりこのオイル煮は、酒の肴に最高で、保存も効くのでおうちで食事をする機会が増えた今だからこそ、
オススメしたい一品です!
ご飯のおかずにも合うので、お酒を呑まれない方にも美味しく召し上がっていただけます。

作り方はとても簡単。
まずは加熱用の牡蠣を塩水で洗い、
汚れを落としてから水気を取ります。
それから10分ほど料理酒に付け置きし、
フライパンにオリーブオイルを入れて強火で炒めます。

すると、写真の様に牡蠣から水分が出てきて、プツプツと泡立ってくるので、
その泡が消えたら火を止め、冷めるまでそのまま置いておきます。
※水分をしっかり飛ばさないと保存が効かなくなるので注意してください。
ちなみに僕は、少し焦がした方が好みなので、焦げ目が付くまで火を通しています。

指で触れるぐらいまで冷めたら、
保存容器に牡蠣を入れ、ニンニク2〜3片とローリエ1枚、鷹の爪1本を入れて、
全体が浸かるまでオリーブオイルを注ぎ、蓋をして冷蔵庫で保存します。

すぐに食べたいところですが、
日にちが経てば経つほど味が染み込み美味しくなるので、
2日後あたりが食べごろです。

保存期間は、10日〜2週間ほど。
そのまま食べるも良し、パスタに絡めて「牡蠣パスタ」も美味しいので、是非お試しください!

それでは

邦斗