こんにちは。
9月に入りましたね。
しばらく雨の日が続くそうですが、
ひと雨ごとに暑さが和らぎ、秋に近づいていくのを感じられます。
台風の影響や、残暑も続くと思いますので、
お気をつけてお過ごしいただければと思います。
さて、今回のオフステは、僕の得意料理のお話です。
それは、「オムレツ」です。

(オムレツのホワイトソースがけと、ニンジンと玉ねぎの南アジア風の漬物)
これまでにも「山菜の天ぷら」や「牡蠣のオイル煮」など、
幾つか手料理を紹介してきましたが、
最も得意とする「オムレツ」を紹介していませんでした(笑)。
僕がオムレツにハマったのは、カナダに留学していた頃で、
現地のホームパーティーで知り合った、フランス人のシェフに教わりました。
そのシェフのオムレツは、見た目は普通でしたが、食べてみると、
中身がフワフワで、その美味しさに衝撃を受けたのを今でも覚えています。
直ぐに作り方を尋ねると、
オムレツが生まれた国のシェフということもあって、
すごい熱量で、オムレツ作りの極意を教えくれました!
それは、卵を溶く時、フォークを使うこと。
作り方はごく一般的な方法で、
ボールの中で卵を溶いて、フライパンでバターを温め、溶いた卵を流し込み、
弱火でかき混ぜながら形を整えていくといった作り方ですが
フォークを使うと、卵の白身がよく切れてしっかりと溶け、
空気も入り易く、フワフワに仕上がるそうです。
卵を溶く専用の道具や、日本には菜箸といった便利なものが沢山ありますが、
色々な道具を使ってみても、そのシェフの言う通り、
フォークが一番良く溶けるので、
僕はその教えを守り、卵を溶く時は必ずフォークを使っています。
その他に、僕が何度も作ってみて気づいたことは、
卵をフライパンに流し込んだ後は、弱火でかき混ぜ続けることが大切です。
熱が均等に通らないと表面ばかり固くなっていき、
形を整える頃には、パサパサのオムレツになってしまうのです。
かき混ぜているうちに、フライパンに接している表面がクレープ状になり、
中身が半熟のスクランブルエッグぐらいの固さになるので、
そのタイミングで丸めて形を整えると、崩れず綺麗に仕上がります!
ちなみに、そのシェフは、形作るところまでフォークを使っていましたが、
僕はフライパンが傷つくのが嫌なので、ゴムベラを使用しています(笑)。
もし、オムレツを作る機会がありましたら、
是非、お試しください!
それでは
邦斗