こんにちは。
「Navy Pier 埠頭にて」の上演が、いよいよ今週から始まります。
そこで今回は、
僕が出演するSide-Aの出演者の3人を、少しだけ紹介します。
先ずは、マーティン役の青柳尊哉くん。普段は、尊哉と呼んでいます。
これまで尊哉からは、邦さんと呼ばれてきましたが、
今回の作品で、彼と僕は親友役ということもあり、
稽古が始まってすぐの頃に「これからは邦斗って呼ぶし、タメ口で話す!」と宣言されました(笑)。
この作品に対する尊哉の熱い思いを感じた瞬間でもあり、今までもよりも更に、グッと距離が近づきました。
尊哉と僕の、そしてマーティンとカート(僕が演じます)の友情や思いを感じていただけるはずです。
そして、アイリス役の中丸シオンさん。シオンと呼んでいます。
シオンは、感性や感覚の人…だと思います。
僕が、台本の解釈についての質問などをすると、「えっと〜」と言いながら、手を動かしながら考えます。
僕は、彼女に話しかける度に、その手の動きを見てしまうのですが、
それは彼女にとって、体が感じているものを言葉に変換する作業で、
それを見ているだけでも「表現」を見ているようで楽しいです。
そんなシオンがアイリスを演じると、役にもその感受性みたいなものが宿り、
アイリスの魅力が倍増するのです。
最後に、リヴ役の加藤理恵さん。理恵ちゃんと呼んでいます。
理恵ちゃんは、とても正直な女性です。
自分を包み隠すことが少なく、思いや考えを丁寧に伝えようとしてくれるので、
彼女の中の芯と、優しさを感じることができます。
理恵ちゃんが演じるリヴには、意志がハッキリと見えます。
そしてストーリーの鍵を握っています..。
この3人に僕を含め、たった4人しかいない座組みですが、
舞台稽古という特別な時間を共にする中で、
それこそ劇中の彼らの様に、長い時間を過ごした感覚になってきました。
残り少ない稽古を愛おしみながら丁寧に重ね、
皆さんに劇場で最高のものをお届けします!
お楽しみに!

それでは
邦斗