「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」を観てきました。

ジャン=ミシェル・バスキアは1980年代に活躍したアメリカの画家で、活動期間はわずか10年(享年27歳)と短いにも関わらず、文字と絵を組み合わせた作品スタイルを確立させたことで世界的に有名です。
その作品スタイルは、今でもファッションデザインやロゴデザイン等に大きな影響を与え続けているので雑誌などでよく見かけますが、この「バスキア展」で本物の作品を目の当たりにしてとても感動しました!
巨大なキャンパスにもかかわらず、枠を嫌うかの様なダイナミックなペイントや、鮮やかさと生々しさを感じられる色彩表現。
頭の中から溢れ出した様な幾つもの文字とフレーズなど。
全ての作品から何物にも囚われたくない気持ちと、何かに囚われているからこそ吐き出された気持ちが、強烈なパワーとなって目に飛び込んで来ました。
僕も表現者として自己表現を考える日々なので、これらのバスキアの表現からとても刺激を受けました。
是非皆さまにも、「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」を観て、繊細かつダイナミックでファッショナブルなパワーを感じていただきたいです。
そういえば、サブタイトルに「メイド・イン・ジャパン」とありますが、アメリカの画家なのに何故?と思いませんか?
答えは展示作品の中にありました!
是非皆さんの目で確かめてください。
それでは
邦斗